本館『浅いイロ。』の、一室のようなモノです。
あえて、詩と呼ぶのもおこがましいような、
正直思いつきの文字の連なりのような…そんなものが
載ってあります。
やっと得たモノ
得たかと思ったのに、いつの間にかは手の平から零れてた
その代わりにと与えられたモノ
これを不満にと思っていたのは、いつだったか
今も不満だというのに
満たされないこの心には
自ら代用品を与えている
ひたすらひたすら、恋心を持て余し
この代用品には 人の犠牲を払い
それでもあなたへの恋心は消えやしない
今もやっぱり
あの宝の代用品を与えられたことには
不満ばかりの後悔ばかり
なのに自分で恋心には代用品を与えるだけ
そうする理由が解らないと 人は言うけれど
一番解っていないのは自分のよう
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